ごあいさつ
「私があなたがたを愛したように、
互いに愛し合いなさい。」
ヨハネによる福音書15章12節
高座みどり幼稚園では、すべての子どもが生まれながらにして愛される存在であることを受け止め、一人ひとりが大切にされる保育を、「あなたは大切な人です」の言葉を掲げて実践しています。
愛されることで自らも周囲の人に愛を示し、相手の気持ちや思いを尊重し「互いに受け入れ合う」ことは集団生活の中での人間関係のはじまりとなります。思いやりをもって周囲の人にかかわることで互いに愛し合うことのできるあたたかな関係が広がっていきます。
聖書の言葉に支えられた愛の営みが子どもだけでなく、保護者や職員の中にもあふれることを願い、日々歩んでいます。
創立者のおひとりで元園長の田中清隆先生は、「いつも子どもにとって何が一番いいのか」を中心に園の保育を導いてこられました。その意志を受け継ぎ「子どもたちが生涯にわたって自分らしく生きる」ことを願って、一人ひとりが愛されていることを実感できる保育を目指してきました。
多様化する時代の中、求められる保育ニーズに応え、人生の基盤を培う乳幼児期に、一人ひとりの子どもが自分の存在を認められ、愛されている安心感の下、主体的に遊びを広げ、自立する可能性に寄り添っていきます。
学校法人高座学園
高座みどり幼稚園
園長 西村 真